パネラーの皆様からテーマに沿って様々なご意見ご提案を頂戴し、とても実のある研究会となりました。以下、概略です。

■健康と病気の境界を定める従来型の医療に加え、生きがいや安心を実感できる生活を営めるようにする。 ■健全なコミュニティ活動を通じた「未病」政策を進める神奈川県の先駆的取り組みを「拡散」する。 ■病人を収容する「病院」ではなく、健康づくりの拠点としての「健院」づくりの意義は大きい。 ■イノベーションを生み出す「リビングラボ」的な場（プレイス）として、ホテルの持つ潜在性は高い。 ■殿町キングスカイフロントは先端企業が集積し羽田空港にも近いことより、未病まちづくりを牽引する。 ■水素活用等脱炭素の取り組みでも先行しており「サステナブル」まちづくりのフロントランナーとなる。 ■「病院」の「健院」化に向け、院内物流を無人化するロボット導入等医療における技術進化は著しい。 ■DX活用による「未病コミュニティ」形成のためには、相互信頼に基づく個人情報の提供が必要になる。 ■ライフサイエンスの領域において、企業のコミュニティ形成によるオープンイノベーションを進める。 ■デジタル田園都市政策もあり、スマートシティ的取り組みが各所で進む。知見の共有化の核となる。 ■今後のアクセス・拠点性向上が見込まれる羽田空港エリアと連携、多摩川を活かした「まち」を創る。